出前授業「語り継ぐ災害 真間川」

       
出 前 授 業 報 告 書

 今回は、同じ真間川流域の市川市冨貴島小学校で実施しました。
 昭和30年代の狩野川台風や40年代、50年代に来襲した台風が洪水被害をもたらす主な原因となっ
ていました。その当時の動画や写真の映像をパワーポイントで見てもらうと、多くの児童が身を乗り
出すようにして、「オー!」と言った声を上げて驚いていました。
 また、今回は保護者2名の方(1名は先生が代読)が、「語り部」として自分たちが小学生の時の洪水被
災体験のお話をしていただきました。児童達は、洪水の恐ろしさについて理解を深めてもらえたと思いま
す。 
 児童達は、真間川で洪水があったことにびっくりした様子で聞いていました。身近な問題として、
水害の恐ろしさや防災への取り組みなどを知り、これから自分達はどうしたら良いか考える機会に
なったと思います。
 学校では教えることのできない部分を実感しました。今後もこれらの体験を若い世代に語り継
ぎ、防災対策の啓蒙に役立つよう出前授業を行っていきたいと思いました。